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【格闘代理戦争】朝倉未来推薦・無敗の秋元強真の相手はクレベル推薦ヒロ・ヤマニハに!「私のレベルじゃない」、朝倉未来は「僕の予想では半々」

2024/05/10 21:05
 2024年5月17日(金)19時からABEMA『格闘代理戦争 THE MAX』決勝戦が行われる。同大会の決勝以外のカードが、10日の同番組にて、発表された。  第4試合にて、クレベル・コイケ推薦のヒロ・ヤマニハ(ボンサイ柔術)が、朝倉未来推薦の秋元強真(ジャパントップチーム)と62.5kg契約で対戦することが決定。また、メインイベントでは3カ月で3試合のタフな連戦に臨むトミー矢野(イゴール・タナベ推薦/KRAZY BEE)と、中村京一郎(岡見勇信&中村倫也推薦/EXFIGHT)によるトーナメント決勝があらためてアナウンスされている(1回戦、準決勝リポート)。  また、第2試合では、4月のフェザー級(65.7kg)準決勝で中村と倒し倒されの激闘を繰り広げたギレルメ・ナカガワも怒涛の3連戦。TKO負けのダメージが心配されるなか、金原正徳推薦のMMAグラップラー・佐藤藏ノ介(リバーサルジム立川ALPHA)と対戦する。 ▼第4試合 62.5kg契約 5分3R秋元強真(ジャパントップチーム)ヒロ・ヤマニハ(ボンサイ柔術)クレベル・コイケ推薦  秋元は、プロMMA4勝無敗の18歳。中学卒業まで8年間サッカークラブに所属し、卒業後、パラエストラ柏に入門。2022年にGLADIATORでプロデビューし、宮川日向に判定勝ちすると、2023年2月からDEEPに参戦。高柳京之介、朝比奈龍希、田口貴親を相手に3試合連続1Rフィニッシュをマークしている。朝倉未来に憧れてMMAを目指したことから、ジャパントップチームに移籍し、今回の試合に臨む。  ヤマニハは、プロMMA21勝10敗4分の38歳。2010年にDEEP名古屋でプロデビューすると、以降はZST、ROAD FC、HEATを渡り歩き、2015年からPANCRASEに参戦。2019年10月に春日井“寒天”たけしに判定勝ちでPANCRASEバンタム級1位に。  2021年6月にRIZINバンタム級JAPAN GPでRIZIN初参戦。倉本一真に判定勝ちも、2回戦で朝倉海に判定負け。2022年3月に手塚基伸をリアネイキドチョークで極めるも、連戦の元谷友貴戦で判定負け。2022年11月の『RIZIN LANDMARK 4』でNEXUS王者の河村泰博に判定勝ち、23年10月の『LANDMARK 6』では所英男にも判定勝ちで2連勝中。  プロキャリアで8倍以上のヤマニハを相手に、20歳若い秋元は、格闘DRAEMを掴むか。スクランブル参戦のためか、RIZINバンタム級の61kgより1.5kg重い体重設定は、両者にどんな影響を及ぼすか。この試合のみ5分3Rのプロルールで行われる。  放送で秋元は、ヤマニハについて「強いは強いけど、自分的には一番やりやすいタイプの選手。正直、打撃が下手なんで。全然、勝てる相手かなと。うまくいけば1RでKOできる。KOして勝った方が見栄えもいいんで、KOで勝ちたいですね」と飛び級マッチでの大物食いに自信。  ヤマニハは「秋元選手のことは何も知らない。弱い選手のことは知らない。私には強い柔術とコントロールがある。テクニック、パウンドもある。相手は18歳? 私は格闘技18年。教育する。(相手になる?)全然。(秋元には)夢があるだろうけど、全然私のレベルじゃない。朝倉未来が私のレベル。ケジメをつける」とプロの厳しさを教えるとした。  秋元を推薦した朝倉未来は、「まさかの、皇治どころじゃない相手。しかもバンタム級だと上位の相手。はっきり言ってすごいマッチアップ。ここでもし格闘技歴3年の秋元くんが勝ったら、次期スターが生まれたということになる。(ヤマニハには)海でも結構、苦戦したから、ここで勝ったらすごい。(秋元は)フィジカルが強いので、3R通してKOも狙えるし、3Rきっちり勝てる戦い方も出来る。僕の予想では半々、50%はある。2回に1回は勝つというところを本番に持って来れるかどうか。行っちゃうじゃないかなと。(ヤマニハは)海のパンチの威力でも倒れなかったから、パワーに頼るよりも針の糸を通すような、見えないパンチで倒してほしい」と期待を寄せると、「ヤマニハ選手を倒したら、ちょっとRIZINバンタム級の選手たち、ザワつくんじゃないですか」と語った。 [nextpage] 『格闘代理戦争 THE MAX 決勝戦』決定カード 2024年5月17日(金)19時~ABEMA配信 ▼メインイベント トーナメント決勝戦 フェザー級(65.7kg)3分3Rトミー矢野(KRAZY BEE)イゴール・タナベ推薦中村京一郎(EXFIGHT)岡見勇信&中村倫也推薦   今回の『格闘代理戦争』の本命・中村京一郎(岡見勇信&中村倫也 推薦)は、元海上自衛官から『格闘DREAMERS』を経てプロに。サウスポー構えの左の打撃と強いハートを武器に、すでにプロMMA4勝1敗。ここ4連勝をいずれも1R フィニッシュしているストライカーだ。  今回のシリーズでは、3月の1回戦で秋山成勲推薦のミスターホンデを1R、左ストレートからのパウンド連打でTKO。  4月の準決勝では、クレベル・コイケ推薦のギレルメ・ナカガワを相手に『格闘代理戦争』史上に残る激闘を展開。3Rにギレルメの左でダウンを喫するが、その後のサブミッションを断ち切った中村が左ストレートを効かせてラッシュ。最終回にTKO勝ちしている。  対するトミー矢野は、21歳で柔術戦歴180戦以上、2023年のIBJJF主催柔術世界選手権・ムンジアルの茶帯フェザーで3位入賞を果たしている強豪グラップラー。アマチュアMMAを経て『格闘代理戦争』に参戦した。  1回戦は69kg契約で、平本蓮推薦の向坂準之助を1R、テイクダウンからのマウントパンチでTKO。準決勝では、青木真也推薦の中谷優我をわずか18秒、ヒザ十字に極めている。  プロ公式戦の5分3Rではなく3分3Rとはいえ、3月、4月、5月とわずか1カ月間隔での連戦は、中村京一郎が「こんな月1トーナメントで3カ月って内臓疲労もあると思うし、なかなか今後のキャリアでもないと思う」と言う通り、タフで濃密な3カ月間の3連戦だ。ダメージもあるなか、決勝を制するのは、中村か矢野か。 ▼第4試合 62.5kg契約 5分3R秋元強真(ジャパントップチーム)ヒロ・ヤマニハ(ボンサイ柔術)クレベル・コイケ推薦 ▼第3試合 ライト級(71.0kg)3分3R中谷優我(BRAVE)青木真也推薦中川 海(マッハ道場)桜井マッハ速人推薦 ▼第2試合 フェザー級(65.7kg)3分3R佐藤藏ノ介(リバーサルジム立川ALPHA)金原正徳推薦ギレルメ・ナカガワ(ボンサイ柔術)クレベル・コイケ/ホベルト・サトシ・ソウザ推薦 ▼第1試合 63.5kg契約 3分3R向坂準之輔(剛毅會・T-Grip Tokyo)ブラックローズ軍団推薦笹崎健司(マッハ道場)桜井マッハ速人推薦 ▼オープニングマッチ2 63.0kg契約 3分3R脇田 仁(COMRADE)芦澤竜誠推薦ガブリエル・クサノ(草野道場)皇治推薦 ▼オープニングマッチ1 66.0kg契約 3分3R中村悠磨(和術慧舟會HEARTS)大沢ケンジ推薦 1勝3敗雄貴(NARIAGARI)皇治推薦
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