RISE ELDORADO 20262026年3月28日(土)東京・両国国技館
▼第12試合 RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R延長1R×志朗(BeWLLキックボクシングジム/王者)判定3-0 ※46-49、46-50、45-50〇大﨑孔稀(OISHI GYM/第8代RISEバンタム級王者/挑戦者)※大﨑が新王座に就く。志朗は3度目の防衛に失敗。
志朗はジュニアキックを経て2009年8月にタイでプロデビュー、翌年1月に国内でプロデビューを果たした。2016年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得して2度の防衛に成功。2018年11月からはRISEに参戦し、那須川天心とは2度対戦。2023年3月にディーゼルレックをハイキックでKOし、RISE世界バンタム級王座に就いた。
「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」ではクマンドーイに敗れ準優勝。2024年3月は田丸辰の挑戦を受けて世界王座の初防衛戦に臨んだが、偶発的なバッティングで無効試合となった。9月に田丸との再戦を判定勝ちで制し、拳の手術を経て2025年3月に復帰戦でユン・ドクジェに判定勝ち。8月には玖村将史にリベンジすると共に2度目の防衛に成功した。戦績は35勝(14KO)6敗4分1無効試合(タイの試合は除く)。
大﨑はこれまでにJ-NETWORKスーパーフライ級王座、WMC日本同級王座、BOMバンタム級王座を獲得。RISEには2019年11月から参戦。2023年12月に鈴木真彦を破り第8代RISEバンタム級王座に就くと、2024年8月に大森隆之介を判定で破り王座初防衛に成功。11月に『ONE Friday Fights』初参戦でフオ・シャオロンに判定勝ち。2025年5月、門口佳佑をKOした。8月にはジラリー・キャルービーに判定勝ち、11月にウィッティコーンをTKOして戦績を38勝(22KO)7敗1分1無効試合としている。ひとつの引き分けを挟んで10連勝中。
両者は2022年10月に対戦し、この時は延長戦で志朗が判定勝ちしている。
1R、じりじりと前に出るのは大﨑。左ミドルを蹴ると志朗が右ローを返す。ジャブの突き合い、またも大﨑が左ミドルを蹴ると志朗は右ローを返した。大﨑が右ストレートを出すと志朗は右フック。両者とも慎重な出足となった。
2Rもじりじりと前に出る大﨑が距離を詰めると右ストレート、志朗はジャブ。左インローの蹴り合いとジャブの打ち合いから、ロープを背負っていた志朗に大﨑が右ストレートを打ち、首に腕が巻きつくようになって志朗が倒れ、これがダウンとなる。志朗は抗議したが受け入れられず。
3R、レフェリーが審議に入り、その結果ダウンは取り消しに。オープンスコアは10-9×3で大﨑となった。志朗はジャブから左ボディ、大﨑も左ボディと右ストレート。志朗は左ボディを叩いて右ストレートを打つ。大﨑が打ち合いに行き、左フックで今度は完全にダウンを奪った。左ボディ、右ストレートで対抗する志朗に大﨑が飛びヒザ。OPスコアは10-8×3で大﨑。
4R、ジャブを突き左ボディを打つ志朗。前に出る大﨑が左フック、志朗は右フックを返す。ジャブを突く志朗に大﨑は左ショートアッパーの連打、飛びヒザ。志朗は右ローを蹴り、大﨑は得意の右ヒザ。志朗はダウンを取り戻すような場面は無かった。
5R、ジャブを突き合う両者。大﨑は左ローとワンツー、志朗は右ロー。距離を詰める大﨑は左ボディ。互いに左ボディを打ち、大﨑はワンツーで前へ出ていく。左フックも当てる大﨑。志朗は逆転の一手を打つことなく、大﨑のペースで試合を終えた。
判定は3-0でダウンを奪った大﨑の勝利に。タイトルを奪取した。
大﨑はマイクを持つと「マジ最高です。めっちゃヤバいです。志朗選手に負けてから何があっても志朗選手より下って立ち位置で。でも今日たくさんの応援のおかげで最強になれたと思います志朗選手がいたから強くなれたと思うし、志朗選手がいたから気合い入っていい練習が出来たと思います。
先の道があるし、もっともっと期待してもらえたら強くなるので、僕、最強になりますよ。もっと強くなるので。そしてお兄ちゃん、の弟でよかったです。最強兄弟で。世界王者になったら言おうと思ったことがあって、RWSに挑戦させてください。お兄ちゃんが獲れなかったベルト、大﨑兄弟としてもRISEとしても借りがあるので僕にリベンジをお願いしますこれからぼくがもっと盛り上げていくので、目立たないけれど誰よりも実力あると思うのでもっとっもっと注目してください」と語った。
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▼第11試合 第4代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦 3分5R延長1R〇那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級1位、第3代RISEフライ級王者、ISKA K-1ルール世界ストロー級王者)KO 5R 1分17秒 ※3ノックダウン×長谷川海翔(誠剛館/同級3位、第4代DEEP☆KICK-53kg王者)
那須川はアマチュア大会で数々の優勝を経て、2022年4月のRISEでプロデビュー。2戦目で6月の『THE MATCH 2022』でK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星を喫したが、フライ級に階級を下げると3連勝。2月の「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」の準決勝で塚本望夢に判定で敗れるも、その後は6連勝。2024年6月には塚本へのリベンジを果たした。また、2023年大晦日の『RIZIN』でMMAに初挑戦し、シン・ジョンミンにパウンドでTKO勝ち。
2024年11月、数島大陸を初回KOで破り、RISEフライ級王座を奪取。2025年3月にクマンドーイをも2RでKOし、6月にはハマダ・アズマニに圧勝してISKA K-1ルール世界ストロー級(-51.5)王座に就き階級を上げることを宣言。8月にスーパーフライ級で1位の政所仁を破り、10月には『GOAT』でチャラームダムを1RでKOした。2026年1月に上村雄音を初回KOに破り、14連勝と破竹の快進撃中。戦績は16勝(8KO)2敗。
長谷川は2021年のプロデビュー以降、破竹の勢いでKO勝利を連発し2022年よりRISEに参戦。昨年11月に開催された「RISE NEW WARRIORSスーパーフライ級トーナメント」に出場し、準決勝のHIROYUKI戦にて飛びヒザ蹴りでKO勝利する番狂わせを起こした。続く決勝戦では政所仁にダウンを奪われプロ初黒星。2024年2月にサンチャイ・TEPPENGYMにKO勝利を収めたが、6月に花岡竜に判定負け。
バンタム級で京谷祐希にTKO勝ちしてスーパーフライ級に戻ると横山大翔に判定勝ち、8月にはSBで片山魁とのホープ対決を制した。2026年1月に星憂雅との対戦が決まっていたが、相手の体調不良で試合は中止。16勝(13KO)2敗1無効試合。
ファン待望の初対決がついに実現する。共にRISE軽量級の実力者同士で、那須川が19歳、長谷川は20歳とこれからRISEを背負っていく者同士の戦いである。
1R、両者ともジャブ。長谷川はサウスポーからの左インロー。那須川はジャブで入り込んで、長谷川の死角から打つ左フック。長谷川は飛び込んでの左ストレート、ここで両者が至近距離で打ち合う。
那須川が右ハイを放つと長谷川は軸足へ右ロー。長谷川の左三日月には那須川が右ローを返す。フェイントをかけながら入ろうとする那須川に、長谷川はヒザを突き上げての左ストレート。さらにバックハンドブローも合わせに来る。
2R、ジャブを打って左フックを振りかぶる那須川。長谷川はジャブを突くも左ミドルを蹴ったところでローブローとなってしまった。長谷川は左ローで奥足を蹴り、右フックで那須川がバランスを崩して場内からは歓声が起きる。ワンツーで打ち合いに行く長谷川に那須川も応戦、ヒットは長谷川が優ったか。
那須川も打ち合いに行き、左フックを狙う。長谷川がワンキャッチのヒザ。ワンツーで前に出る那須川。オープンスコアはジャッジ2名が長谷川を支持。
3R、両者が組み合ったところでバッティングにより試合中断。前に出る那須川を左ハイ、左ストレートで迎え撃つ長谷川。那須川は左フックからの右ストレートで前へ出るが、長谷川のスウェーで空を切る。長谷川がワンツーを返したところでゴング。
4R、前に出る那須川に長谷川はロープを背負ってジャブで応戦。いきなりヒザを突き上げ、左ストレートをヒットさせる。那須川は右ストレートで前に出るが、長谷川に押されて転倒。長谷川には注意が与えられる。
那須川が左フックから右ストレート、長谷川は左ミドル。打ち合いに行く那須川だが、長谷川は当てて離れる。
5R、打ち合いに行った那須川が左フックでダウンを奪う。再開後、那須川は飛びヒザ、さらに打ち合いに行ってもらいながらも打ち続け、左右フックの連打の左フックでダウンを追加。さらにラッシュを続ける那須川が左右フック、一方的な展開となり、長谷川は防戦一方。レフェリーがここでストップした。
リングに倒れ込み、逆転KO勝ちを喜ぶ那須川。「俺、本当に勝ったの? 自分でも信じられなかったし、1~3R全部とられて試合中に挫けそうになったし、長谷川選手強かったし、何回も練習中に挫けそうなことあったけれど、ここで逆転できたのは支えてくれた家族やチームの仲間がいたから俺はここまで強くなれたし、ここまで成長できたと思います。本当に家族やチームのみんな、ありがとうございます。本当に勝っちゃったんだ、俺。信じられません」と、自分でも驚いているとした。
続けて、「で、花岡君、まだ相手にされてないし、まだまだだけど、階級も合わせるし、どんなルールでいいからやりましょう」と、花岡竜に改めて宣戦布告。そして「僕がこの格闘技界、キックボクシング界を盛り上げて、俺を信じてついてきてください。みんなにいい景色を見せます。RISE最高!」と締めくくった。
これに花岡は「今日の試合は素直に、ナメていたわけじゃないけど、自分がやってきた相手とやってなかったので、自分は(長谷川に)判定(勝ち)だったのでKOしたのは凄いなって。53kgの世界を獲ってもらって自分が55kgの世界獲って、お互い世界を獲った後に出来たらいいなと思います。来年のエルドラドのメインはそれでやりたいです」と、お互いにRISEの世界タイトルを獲って、来年のELDORADOのメインでやろうとのプランを提案した。
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▼第10試合 SuperFight!-59kg契約 3分3R延長1R〇安本晴翔(橋本道場/RISEフェザー級王者)判定3-0 ※30-29×3×寺田 匠(team VASILEUS/第6代K-1 WORLD GPフェザー級王者)
安本は少年時代からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座、INNOVATIONスーパーバンタム級王座、KNOCK OUT-REDフェザー級王座、WBCムエタイ日本統一フェザー級王座を次々と獲得。2022年7月からはRISEに参戦し、2024年10月に門口佳佑を判定で破り第6代RISEフェザー級王座に就いた。2025年6月には國枝悠太をKOして初防衛に成功すると、11月にシュートボクシングのS-cup2025世界トーナメントで優勝。戦績は37勝(17KO)4敗2分1無効試合。
寺田は幼少期から様々な格闘技を学び、地元・九州のアマチュア大会でキャリアを積んでABEMAの番組企画『格闘代理戦争』に出演。2020年4月にプロデビュー。2023年11月にはISKA世界スーパーフェザー級王座を奪取。2024年9月、軍司泰斗を延長戦の末に破り、K-1 WORLD GPフェザー級王座に就いた。2025年2月には新美貴士にリベンジして初防衛に成功。2025年2月20日にK-1王座を返上すると、25日には解約金を払ってK-1との契約を終了したことを発表していた。戦績は11勝(4KO)1敗。
1R、開始と同時に寺田がジャブからの左フックで前へ出る。安本はサウスポーに構えて右へ回り込み、左ミドルを蹴る。思い切り左フックを振る寺田。安本は右ストレート。安本の左ハイには寺田も右ミドルハイを返す。安本がワンキャッチからのヒザ。その後も寺田が距離を詰めると安本はワンキャッチのヒザを突き刺す。
安本は右ハイ、左ミドルハイ、左フック、左ボディからワンキャッチのヒザ。前に詰めてくる寺田の奥足を左ローで蹴る安本。
2R、安本が左ハイを蹴ると右インローを返す寺田。安本に首をつかまれると、寺田は構わずボディを連打する。思い切り左フックを振る寺田に安本も左フックと右ストレート。打って離れる安本に寺田の左フックは空振り。
寺田はジャブを突いて前へ出るが、安本は首相撲。すぐに離して右ストレート。左フックの相打ちとなるが、安本の方がヒットを奪う。打って蹴って回り込む安本を追う寺田が右カーフを連打する。
3R、安本は下がりながら左フック、寺田が入ってくるとワンキャッチのヒザ。距離を詰めてくる寺田に安本は右へ回り込みながら右カーフ、ジャブ、右ストレート、左ボディ。打ったら回り込み寺田が近付くとキャッチからヒザ。
寺田が左ボディ、左ミドル。安本はその左ミドルをもらうも安本は左右ボディと右フックをヒットさせる。
判定3-0で安本がフェザー級頂上対決を制し、「僕はこれでRISE、KNOCK OUT、K-1、シュートボクシングと全部制覇しました。僕の日本一は確実だと思うので世界の強豪たちをぶっ倒していくので、これからも応援お願いします」と、これからは世界と戦っていきたいと宣言した。
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▼第9試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R〇原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA世界ライトウェルター級王者、第6代RISEライト級王者)判定3-0 ※29-28、29-26、30-27×笠原弘希(シーザージム/第3代SB日本ライト級王者)※原口が準決勝へ進出。 原口は空手出身で、高校からはボクシングを始めて17歳でプロデビューし、2016年西日本新人王決定トーナメントで準決勝進出。2017年にキックボクシングでプロデビューすると、わずか2戦目でACCELフェザー級王者となり、翌年(2018年)のRoad to RIZINキックトーナメントで優勝。2020年1月にRISEライト級王座に就き、2020年10月には「DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」で優勝。
2022年6月の『THE MATCH 2022』では山崎秀晃にTKO勝ち。2023年3月にはISKA世界王座を獲得。GLORYのランカーや推薦選手を次々と撃破し、2024年7月にGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルンとの3度目の対決に臨んだが判定負け。2024年12月の「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX」では1回戦でミゲール・トリンダーデに初回KO負けを喫したが、2025年3月にイ・ソンヒョンに判定勝ち。8月にRISE世界王者チャド・コリンズに挑戦も判定2-1で惜敗。11月の2回戦ではペトル・モラリを初回KO。戦績は28勝(18KO)6敗1分。 笠原は強打を武器に2018年9月にSB日本フェザー級王座、2019年9月に同スーパーフェザー級王座、2022年4月に同ライト級王座とSB史上初の三階級制覇を達成。海外強豪勢を相手に連続KOでSB王者の強さを証明してきたが、2024年2月にONEでのワラポン・ソー.デッチャパン戦で判定負け。10月の復帰第一戦では長谷川祐也を1Rわずか55秒でKOしたが、12月にジャックに延長戦の末に判定負け。 2025年2月の再起戦ではコムキョウを1RでKOし、4月にジャックとの再戦で延長戦の末にリベンジした。6月の1回戦ではLOMPETCHに勝利も、8月に3階級制覇を狙ってイモト・ボルケーノに挑戦もTKOで敗れた。11月の2回戦では白鳥大珠を延長戦で破った。戦績は37勝(16KO)8敗。
1R、原口は左インカーフ、笠原は右カーフを蹴る。ジャブを突く笠原に原口は右カーフを蹴っていき、原口はパンチをダッキングでかわす。笠原は左ボディから右ストレートで攻めていくが、原口はしっかり見て右ストレートを返す。右カーフから左フックを打つ原口。
2R、原口がワンツー、左ハイ。笠原はステップを踏み、じりじりと原口を追っていくが、笠原にパンチをまとめられてロープを背負った原口がカウンターの右フックでダウンを奪う。左右フックで畳みかける原口に笠原はクリンチ。離れるとさらに左右フックで前に出る原口に笠原はガードを固めるが、右ストレート、左右フックをもらってしまう。
3R、笠原が逆転を狙って攻めるがバッティングに。再開後、前に出る笠原に原口はロープを背負うがヒザ、右フック。原口はジャブ、笠原はつかんでのヒザ。原口は顔面前蹴りとカカト落としも繰り出す。コーナーを背負ってもジャブを打つ原口に、笠原はパンチをまとめにいくが原口は回り込んで左ハイ。笠原の右ストレートがヒットするも原口は頭を動かして追撃させなかった。
判定3-0で原口が準決勝進出を決めた。
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▼第8試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R×イ・ソンヒョン(韓国/RAON/第4代RISEミドル級王者、第2代RISEライト級王者)TKO 3R 3R2分55秒 ※レフェリーストップ〇YURA(ダイアタイガージム/RISEスーパーライト級5位)“コリアンモンスター“ソンヒョンは日本ではRISEで活躍。世界を股にかけて戦い、世界の70kgのトップファイターを次々と撃破し、2019年7月には松倉信太郎と第4代RISEミドル級王座決定戦を争い、第2代ライト級王座に続いての2階級制覇を達成。2023年3月、RISEミドル級王座の初防衛戦に臨んだが、海人に敗れて王座を失った。7月にウェルター級に階級を下げて中野椋太と対戦するもKO負け。 2024年3月、白鳥大珠を判定で破り連敗を脱出した。9月には中野にリベンジを果たしている。12月の「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX」では1回戦でベルジャン・ペポシとの激闘を制したが、準決勝でペットパノムルンに敗れた。2025年3月、原口健飛に判定負け。11月の2回戦では麻火佑太郎に判定勝ちした。戦績は71勝(17KO)13敗2分。 YURAはK-1甲子園準優勝、第4代IKCウェルター級王座、初代ジャパンカップ同級王座、突破70㎏以下級王座、RKSウェルター級王座を獲得。「一番手っ取り早く有名になるため」の手段としてBreakingDown出場を選び、2023年5月から出場。2024年12月にトーナメントを制して初代BreakingDownフェザー級王者となった。RISEには2023年12月の『RISE WEST』から出場し、2024年10月には木村”ケルベロス”颯太をOFGマッチでKO、2025年3月には山口裕人もKO。1回戦でコン・デシャンを1RでKOし、2回戦ではチャド・コリンズとの対戦が決まっていたがコリンズが欠場。ワンマッチで伊藤澄哉を初回KO。プロ戦績は17勝(9KO)1敗。唯一の黒星は『雷神番外地』で朝久泰央に付けられたもの。
1R、ガードを固めて前に出るソンヒョンが右フック、YURAも前へ出てワンツーを打ち返す。すぐに前へ出てくるソンヒョンにYURAはワンツー、ソンヒョンもワンツー・左フック。YURAはジャブを突くがコーナーを背負ったままに。ソンヒョンは右カーフ、左ボディ、右フック。
コーナーを背にするYURAはジャブ、左ボディ。ソンヒョンの右ストレートはスリッピングアウェーで外す。前に出るソンヒョンにジャブを突くYURAにソンヒョンもジャブ。ラウンド終了間際、ソンヒョンが連打を見舞うが、YURAも打ち返した。
2Rも前に出てくるソンヒョンに対し、YURAはステップを使って回り込む。ジャブを突くYURAにソンヒョンは右カーフ、すかさずワンツーを返すYURA。ソンヒョンは右カーフから左右フック、左ボディから左フック。ソンヒョンの右カーフにYURAの足が流れる。
YURAのステップが止まり、ジャブとワンツーを打つYURAにソンヒョンは右ストレート。YURAは右の三日月も蹴るが、ソンヒョンの右カーフに後退していく。YURAのジャブ、ワンツーにソンヒョンも同じ技を返す。
3R、YURAはサウスポーに構えるが、すぐにオーソドックスに戻ってワンツー・スリーを打って行く。ソンヒョンは両腕ブロック。YURAはジャブを突いていき、右ストレートをヒットさせるがソンヒョンは下がらず前へ出て右カーフ。
YURAのパンチにソンヒョンの顔が腫れ始める。YURAの右ストレート、左フックがヒットし、右フックでついにダウンを奪う。YURAの右フックでソンヒョンが大きくグラついたところで、レフェリーがストップ。YURAの逆転勝利となった。
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▼第7試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R〇ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9/GLORY世界フェザー級王者)判定3-0 ※29-28×3×エイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/Living legacy/GLORYフェザー級2位)※ペットパノムルンが準決勝へ進出。
1R、サウスポーから左ミドルを蹴っていくペットパノムルンは左ストレートからも左ミドル、左ロー。ヴィダレスも右ミドルを蹴り返すが、ペットパノムルンはスネでカット。そして左ミドルをしっかり当てていき、左ボディストレート、前蹴り。
ペットパノムルンは左インローを連打、ヴィダレスが左右フックを打つがペットパノムルンはしっかりブロック。ヴィダレスの右ミドルもスネでカットし、左ミドルを蹴る。
2R、ペットパノムルンは遠い距離から左ロー、左ミドル、前蹴り。ヴィダレスは右ストレートを伸ばすが、ペットパノムルンはスウェーでかわす。ペットパノムルンの左ミドルが何度もヒット、さらに左ボディストレート。
ヴィダレスがパンチで前に出ようとすると組んでしまい、ヒザを蹴る。ペットパノムルンは左ミドルを蹴り続け、距離が詰まると組んでヒザ。ヴィダレスはなかなか攻撃が当たらない状態が続く。
3R、ペットパノムルンは関節蹴りで注意を受ける。ここでヴィダレスの左フックがヒット。前へ出るヴィダレスだったが、ペットパノムルンは左フック。ヴィダレスはパンチを当てようと前に出るが、ペットパノムルンは両腕で巧みにブロック。さらに組み付く。
左ミドルを蹴り、左フックを打つが、完全に流す体勢に入ったペットパノムルン。ヴィダレスはコーナーへ詰めての連打を繰り出したが、ペットパノムルンがそのまま逃げ切った。
判定は3-0でペットパノムルンの勝利となった。
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▼第6試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R〇ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club/GLORYフェザー級1位)判定3-0 ※10-9×3×ベルジャン・ペポシ(アルバニア共和国/Valon team/GLORYフェザー級3位)※トリンダーテが準決勝へ進出。本戦の判定は28-29、29-29×2。
1R、前に出るのはペポシ。互いに左ミドルを蹴り、距離が近づくと互いに危険な左フック。トリンダーデは右アッパー、左ミドルを放つ。トリンダーデの右フックがヒット。ペポシは左ボディ。右に左に構えをスイッチするトリンダーデに、ペポシはボディで突っ込む。ペポシは前蹴りも上手く使う。
2R、ペポシは前蹴りを出しながら前へ詰めていき、トリンダーデは右ローを蹴る。顔面にパンチを集めて左ボディを打つペポシ。トリンダーデの右フックでペポシはマウスピースを吐き出す。左ミドルを蹴るトリンダーデにペポシは距離を詰めて左右連打から左ボディ。トリンダーデは左アッパーを突き上げるが空振り。ペポシは飛びヒザ蹴りからワンツー、右ミドル。このラウンドもペポシが攻めた。
3R、ペポシはワンツー、右ミドル。このラウンドもロープを背負うトリンダーデは左ミドル。右ミドルを蹴ったトリンダーデはワンツーから左ボディ。それでもペポシは前へ出て左フックと左ボディ。
トリンダーデはガードを固め、ペポシの打ち終わりを狙って左フックと右ロー。ペポシの右ストレートの打ち終わりを狙ったトリンダーデの左フックが当たり始め、さらに左ミドルを蹴るトリンダーデ。
本戦の判定はジャッジ1名がペポシを支持したがドロー。延長戦、前に出るペポシが右ストレートとヒザ。トリンダーデは体勢を入れ替えて左ミドル、右ロー2連発。トリンダーデはジャブ、右ロー。トリンダーデの右フックがペポシの顔面を捉えるが、ペポシはワンツーで前へ出る。
トリンダーデの左ボディからひっかけるような右フックでペポシのバランスを崩させる。コーナーへ詰めるペポシは左ボディ、トリンダーデは左アッパー、ヒザ、左ミドル。トリンダーデは前足を払ってペポシのバランスを崩し、優勢を印象付けた。
判定は3-0でトリンダーデが接戦を制した。
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▼第5試合 SuperFight! -66kg契約 3分3R延長1R×白鳥大珠(TEAM TEPPEN/第5代RISEスーパーライト級王者)延長R 負傷判定0-2 ※10-10、9-10×2〇カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー/元ONEバンタム級キックボクシング世界王者)※本戦の判定は28-29、29-29×2。
白鳥はキックボクシングからボクシングに転向し、8勝(5KO)3敗の戦績を残してキックボクシングにカムバック。2019年2月に第5代RISEライト級王者に輝くと、3月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament」で優勝。2021年6月の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」では皇治らを破って優勝。2023年は3月にK-1との対抗戦で佐々木大蔵に勝利。
2024年12月の「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX」では1回戦でペットパノムルンに敗れた。2025年3月には麻火佑太郎と第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦を争い、判定勝ちで2階級制覇を達成した。「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」ではベスト16で笠原弘希に敗れた。戦績は32勝(13KO)12敗1分1無効試合。
RWSの推薦を受けての初参戦となるカピタンは2019年にルンピニースタジアム認定スーパーウェルター級王座になった他、2016年にWPMF世界同級王座、2020年にTrue4Uスーパーライト級王座などを獲得。2020年9月からONEに参戦すると、ペッタノンを得意の右クロスで僅か6秒でKO。2021年1月にアラヴァディ・ラマザノフもローキック&右クロスで2RにTKOし、ONE王座を奪取した。9月にはメディ・ザトゥーを退けての初防衛にも成功したが、2022年3月の防衛戦で秋元皓貴に判定負け。
その後、ONEから離れると『RWS』を主戦場として、2023年9月にRWSスーパーライト級リーグ戦で優勝、TVマッチのPRYDE TVウェルター級王座にも就いた。日本でもその強さが知られているチャムアックトーン、センマニー、ヨードクンポンといった錚々たる一流ムエタイ戦士としのぎを削ってきた実力は日本人ファイターにとって間違いなく高い壁となるだろう。戦績は158勝46敗3分1無効試合。
1R、いきなり距離を詰めていくカピタンは右福。白鳥は右カーフを蹴るが、カピタンの圧でロープを背負う。左ストレートで迎え撃つ白鳥に連打を繰り出すカピタン。ロープを背負う白鳥にカピタンは左右ボディ、左ミドル。
ワンツーと左右ボディストレート、さらに接近してのフックで攻めまくるカピタン。白鳥も左ストレートと左ミドルで前へ出て、カピタンにロープを背負わせた。
2R、前に出るカピタンは右ロー、右ボディストレート。白鳥はそこに左右連打を合わせる。カピタンに攻めさせてカウンターを取りに行く白鳥。右ミドルへのワンツー、前に出てくるところへの左ミドル。カピタンの入り際に左ストレートを合わせる。しかし、カピタンも右フックをヒット。
白鳥のパンチをもらってもものともせず前へ出て左フック、右ボディストレートを打つカピタン。白鳥は左アッパー、ワンツー、組んでくるカピタンに右アッパー。白鳥はパンチを打って離れると左ミドルも蹴る。
3R、前に出てくるカピタンをワンツー、左ボディで迎え撃つ白鳥。カピタンも左右フックを返すがスピードがない。白鳥が左右ボディを返すとカピタンはクリンチ。右ローを蹴るカピタンに白鳥は左フック、ワンツー。
疲労の色が濃いカピタンは組み付きが多い。カピタンはワンツーから組んでのヒザ。白鳥は左ストレートを放つが、カピタンがヒザをボディに突き刺す。ここでカピタンが右フックで前へ出る。さらに左右フックからヒザ。白鳥が失速した感があった。
判定はドロー。延長戦へ。カピタンは右ローを連打し、右ボディで前へ出る。ボディを打ってカピタンが頭を上げたところでバッティングとなり、ここで白鳥が右目上から大流血。ドクターストップとなった。
負傷判定となり、判定2-0でカピタンの勝利となった。カピタンは両手を上げて大喜び、白鳥は天を仰いだ。
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▼第4試合 SuperFight!-61.5kg契約 3分3R延長1R〇中村 寛(BK GYM/第8代RISEライト級王者)KO 1R 2分40秒 ※左フック×ペットエジア・バンセーンファイトクラブ(タイ/バンセーンファイトクラブ)
中村は野性味あふれるファイトスタイルから、“人獣”とも称される。日本拳法仕込みのサウスポーから放たれる破壊力抜群のパンチを武器に、2021年7月には大雅からダウンを奪って判定勝ち。11月にはYA-MANに判定負けを喫したが、大激闘を演じて強烈なインパクトを残す。2022年6月の『THE MATCH 2022』ではレオナ・ペタスから番狂わせの勝利を収めた。
2023年4月に直樹を判定2-0で破りRISEライト級王座を奪取。2024年3月のK-1との対抗戦で与座優貴に負傷判定で敗れたが、6月にタリソン“Crazy Cyclone”フェレイラをKOして再起。「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」では1回戦でチャンヒョン・リー、準決勝で笠原友希、決勝でエン・ペンジェーを破り優勝を果たした。戦績は20勝(14KO)6敗1無効試合。
ペットエジアはタイで女性ファンに大人気を誇る21歳。サウスポーで戦績は46勝(12KO)16敗2分。
1R、サウスポー同士。ペットエジアの速い左ミドルハイからスタート。中村はガードを固めてじりじりと前に出る。ペットエジアは前蹴り、サイドキック、ジャブで距離をとる。中村が近付くと組んでのヒザ。左右のストレートからヒザ、右ミドル、さらにパンチの連打を繰り出すペットエジア。
しかし、右ストレート、左カーフで下がらせた中村が左ヒザを突き刺すとペットエジアはダウン。最後は中村が左右ボディからの薙ぎ払うような左フックで仕留めた。
「会場の皆さん、こんにちは。ただいま。引退せず、ほんまに殺気だったりとか一つ一つのキレを見つめなおして復帰することを誓ってここのリングに戻ってきました。RWSの次のニュースターということでほんまに相手をナメずに、相手一発あるし、ダウン量産しているタイプだったので気を抜かず、普段から全力を出す練習をして1Rから倒しに行かせていただきました。
これからもRISEの代表として他団体の皆さん、ランカーや強いと言われている人たち、いっぱいるけれどビジネスファイターを全員潰していきます。俺がこの手で強さで稼げる格闘技界に変えていきます。ONEだったりGLORYだったりRWSで俺に勝てると思ったヤツは順番に並んでおくか、SNSで湧いて俺のこと壊しに来い! このリングに来い。皆さん、いい形で対抗戦に火が点いたんじゃないですかね。
もうちょっとでロッタンと武尊の試合があると思いますが、RISEのリングに上がったことないのにごちゃごちゃぬかすなと思っています。逃げたかったら逃げとったでもいいし、武尊も逃げとったらいいし、勝った方と僕がやりましょう。打倒ロッタンと言われてますけど、俺がナンバーワンなので」と、ロッタンvs.武尊の勝者と戦うとぶち上げた。
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▼第3試合 狂犬 Final Match スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R×森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK)判定0-2 ※29-29、28-29×2〇國枝悠太(Never mind/9+nine plus lab/フェザー級2位)
森本は空手出身のアグレッシブファイターで、パンチ、ハイキック、ヒザ蹴りとどの技でも倒せる破壊力の持ち主。RISEを盛り上げてきた主力選手の一人だったが、2019年7月の『ONE』でジョシュ・トナー、9月のRISE幕張大会でタリソン・ゴメスに判定負けを喫し、スーパーフェザー級に階級を上げての前口太尊戦で判定負け、2022年2月の山川賢誠戦でKO負けを喫し、リングから離れていた。戦績は16勝(10KO)11敗1分。
國枝はMA日本キックボクシング連盟を主戦場にしてキャリアを積み、2021年1月からKrushに参戦、9月にはK-1初参戦。2023年1月に関西の格闘技イベント・AJKNのフェザー級王座を獲得。3月に大岩龍矢にKO負け、これがK-1グループでの最後の試合となった(4勝4KO5敗)。2024年9月のRISE初参戦で第4代RISEフェザー級王者・梅井泰成を判定で破り、2025年5月にRISEフェザー級王者・安本晴翔に挑戦したが初回KOで敗れた。戦績は15勝(9KO)12敗3分。
1R開始と同時に森本が突進。一度ブレイクになると、國枝は右カーフ、森本は組んでのヒザもローブローに。國枝の右ボディに右ストレートを返す森本。前に出る森本は左ボディ、國枝はキャッチしてのヒザを突き上げる。森本は左三日月、左インロー。
國枝はパンチでボディを狙う。左ミドルを蹴る森本に左右フックから右アッパーを突き上げる國枝。森本は左の蹴りを放って行くが、國枝は構わず前へ出て右ボディ、森本は右ヒザで応戦する。
2R、森本の左ミドルに國枝はワンツーを返す。左フックをヒットさせ、左右ボディを打つ國枝。森本は左ミドルから左ヒザ、さらに左ボディも打つ。前へ出てくる森本をワンツーで迎え撃つ國枝。森本は後ろ蹴りを繰り出すも、國枝の右フックに転倒。
どんどん前へ出て左ミドル、ヒザを突き上げる森本。國枝はパンチで対抗するが、森本が左右ボディとヒザで攻勢に出るが、國枝の右フックに後退する森本。
3R、森本の左ミドルにワンツーで対抗する國枝だが、森本はヒザを突き上げる。これがローブローとなってしまい國枝は悶絶。長いインターバルがとられ、試合再開。左右フックで前に出る國枝を左ミドル、前蹴りで迎え撃つ森本。國枝の前足をインとアウトからカーフキック。
闘志を見せる森本がヒザで前に出ていき、何度も組み付いてしまう。森本は前に出て左右のミドル、ヒザ、そして後ろ蹴りと最後まで攻め続けた。
判定は2-0で國枝が勝利。会見や計量では乱闘騒ぎを起こした両者だが、國枝は笑顔で森本をハグ。森本もこれに応じて健闘を称え合った。
國枝は盟友・篠塚辰樹らと記念撮影に収まり、「応援してくれた皆さん、ありがとうございました。今終わったので言うんですけれど、僕も会社やっていて狂犬選手も会社をやっていて、全然狂犬選手のこと嫌いじゃなくて実はめっちゃ好きです。皆さん勘違いしないでください。狂犬選手ありがとうございました。RISE最高!」と、マイクで実は好きだったと明かす。
狂犬もマイクを持つと「500人の皆さん、結果を出せなくて申し訳なかったです。國枝、去年の12月に試合流れちゃってすいませんでした。今日試合受けてくれてありがとうございました。これでやっと終わったなと思うと寂しい気持ちになります。試合は終わったけれど、18時頃から引退セレモニーを開催していただけることになっているのでお付き合いいただければと思います。RISE最高! 伊藤代表、いい時も悪い時もありがとうございました。最高のボスです」と語った。
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▼第2試合 ミドル級(-70kg)3分3R延長1R〇髙木覚清(RIKIX/同級3位)判定3-0 ※29-28、30-29、30-28×稲井良弥(TARGET大森/ウェルター級3位、ISKAオリエンタルルール日本スーパーウェルター級王者)
1R、左右に構えをスイッチする稲井はオーソドックスから右ロー、右ストレート、サウスポーで左ボディを打つ。前に出る髙木は左フックを放つが、稲井が右ストレートを合わせる。髙木はパンチの空振りが目立ち、稲井は逆にワンツーを当てる。ならばと髙木は左三日月、右カーフ。稲井の右三日月に髙木はアッパーとフック。
2R、髙木が左アッパーから右ハイキック、左三日月。稲次はジャブを打ち、細かくワンツーを当てていく。右カーフを徹底的に蹴っていく髙木は稲井をコーナーへ追い詰め、右アッパーと左右フック。稲井のパンチをダッキングしてかわし、前へ出てワンツー。稲井は右の三日月を返すが、早くも疲労が見える。前に出て得意の崩しで稲井をコカす髙木。
3R、前に出る髙木は崩しを交えながら前に出て右アッパー、左ボディ。稲井はジャブ、右ストレート、左右ボディを返すが髙木の身体の圧に押される。髙木が左ボディ、右カーフ。左ハイも蹴る髙木。右アッパーで稲井のアゴが跳ね上がる。左フックと左ボディを打つ髙木に右ヒザを突き上げる稲井。髙木が打ち合いを仕掛け、稲井もロープを背にして打ち合うが髙木の手数が優る。
判定3-0で髙木がミドル級3位の力を見せた。
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▼第1試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R〇鈴木真彦(TEAM 寿/同級3位、第7代RISEバンタム級王者)KO 1R 2分24秒 ※3ノックダウン×伊東龍也(HAYATO GYM/同級7位)
鈴木は軽量級離れしたパンチ力と卓越したテクニックで、2018年11月にトーナメントを制してRISEバンタム級のベルトを獲得。5年間無敗、20連勝という驚異の記録を打ち立てた。2024年12月、大﨑孔稀に敗れて王座を失い、その後は勝ち負けを繰り返していたが、2025年6月の戸井田大輝戦、8月の加藤有吾戦と連勝。しかし、12月に花岡竜に判定で敗れた。戦績は38勝(21KO)11敗。
伊東は2025年1月に京谷祐希、2025年6月に松下武蔵を破って名を挙げ、11月には翼に判定勝ちで2連勝。戦績は10勝(3KO)3敗。
1R、鈴木が右インローで先制、サウスポーの伊東は左ミドルを蹴るが、鈴木が右ボディストレートを合わせる。接近戦を仕掛けた鈴木が右ストレートの2連打でダウンを奪う。
左ミドルで距離をとり、右フックで迎え撃つ伊東だが、鈴木はどんどん前に出てワンツーを打つ。鈴木の右ストレートを左フックで迎え撃つ伊東だが、打ち合いでまたも右ストレートをもらってダウン。
倒しに行く鈴木が左フック、右ストレートでラッシュをかけ、伊東も打ち合ったが、右フックで下がったところに鈴木が右ストレート。伊東が3度目のダウン。鈴木の豪快KO勝ちとなった。
鈴木はマイクを持つと「今日の試合はほんまに伊東龍也の魂感じられたので、伊東選手ありがとうございました。RISEバンタム級の世界のタイトルマッチがメインで悔しいんですけれど、おもろい試合して盛り上げなあかんと思うし、僕が絶対にそこまで行くので。言葉だけじゃないところを見せるので見ていてください」と宣言した。
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▼プレリムファイト3 フライ級(-51.5kg)3分3R〇正木翔夢(OISHI GYM/同級11位)判定3-0 ※30-26×3×松田虎之介(TARGET/元Innovationフライ級王者)
1R、両者サウスポー。ローとカーフの蹴り合いから右フックを打つ正木。いきなりの飛びヒザも。左ストレートをかわされてもすぐに左カーフを蹴る。松田は右ローから左右フック。顔面前蹴りを当てる正木はすぐに左カーフ、右ストレートから組み付いてのヒザ。
2R、松田の左右フックに右ボディを返す正木。左カーフと左ローを蹴るが、松田は前へ出て左ローを返して左ストレート。松田が近距離での左右フックで勝負するためか、両者ホールディングが多い。 前に出る正木に松田が左右フック、正木は飛びヒザ、左フックも空振り。松田が細かくパンチを当てていったが、正木がラウンド終了間際に右ボディからの右フックでダウンを奪った。
3R、正木はジャブ、両腕ブロックを固めて前に出ての左カーフ。松田は組んでヒザに持ち込むが、離れると左カーフを蹴られる。前に出る正木は左ボディから左フック、松田も至近距離で左右フック。正木が飛びヒザを交えたラッシュで試合を終えた。
判定3-0で正木が戦績を5勝(3KO)1敗とした。
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▼プレリムファイト2 フェザー級(-57.5kg)3分3R×松本悠希(K'growth)判定0-3 ※27-30、26-30×2〇AIRA(ダイアタイガージム)
AIRAはYURAの弟で今回がプロデビュー戦。
1R、AIRAはジャブを伸ばし、松本は接近して左右フックを狙う。AIRAは右カーフ。左右フックで前に出る松本にAIRAは左フックを見舞う。左ボディから左フックにつなぐ松本は後ろ蹴りも繰り出す。AIRAが右を打って来ると左フックで迎え撃つ松本。
2R、ジャブを打って行くAIRAに左右フックを強振する松本。AIRAは左フックから右ミドル、右ヒザを連打、さらにアッパーをまとめて山場を作る。再び左フックをヒットさせたAIRAは、右カーフを蹴ってからの右ハイキック。
3Rもジャブを突くAIRAは松本のパンチをかわしての左フック。ここからラッシュをかけて松本をコーナーへ追い詰めた。ジャブから右ロー、左フックをヒットさせ、ジャブで松本を大きくのけ反らすAIRA。 右アッパー、左ボディ、ヒザと再びラッシュを仕掛けるAIRAはヒザを突き刺し、下がった松本に左右フック、右ストレートを入れたところでスタンディングダウンが宣告される。
判定3-0でAIRAがデビュー戦勝利を収めた。
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▼プレリムファイト1 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R×遠藤 拓(TAKU GYM)判定0-3 ※28-30、27-30×2〇久郷トオル(team EDEN/Stand up 全日本選手権大会Aクラストーナメント -65kg級優勝)
1R、遠藤はサウスポー。左右ローを蹴って右ストレートを打つ久郷に、遠藤はジャブと右ロー。右インロー、ヒザ、右ハイと蹴りが多い久郷。パンチの連打で入り込む遠藤だが、手足が長い久郷は左手を伸ばして距離をとり、蹴りを放つ。久郷は左カーフで足を払い、崩してのヒザを繰り出す。
2R、右ミドルを蹴ってから右ストレート、右ボディストレートから右ハイと蹴りを多用する久郷に、遠藤はワンツーの連打で前へ出てい行くが久郷に距離をとられる。久郷は右の三日月蹴り。 遠藤の左ストレートが2度ヒットするが、再び右三日月と右インローで距離をとる久郷。ワンツーを打つ久郷に遠藤もワンツーを打って行くがなかなか届かない。
3R、右の三日月を連打する久郷はサウスポーにスイッチすると胴廻し回転蹴りを放つも空振りに。遠藤はパンチで近付くが久郷が右インローと左ミドル、遠藤が下がると右ストレート。遠藤が前に出てくるとバックステップで距離をとる久郷。 右インローで崩しての右ストレートを打つ久郷は、遠藤が入ってくると回り込んでヒザを突き上げる。ワンツーを伸ばす遠藤だが、久郷は後ろ蹴り。
判定3-0で久郷がデビュー戦を勝利で飾った。